◉ Googleは18日、あたかも無限に続くかのように見えるらせん型の3Dデジタル本棚を公開した

2011年10月20日木曜日

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3Dで表示される円筒状の本棚で、Googleブックスから10,000以上のタイトルの表紙がズラッと並ぶ。やや右肩上がりのらせん型で、マウスでドラッグして回し、表紙を眺めながら、書籍をたどっていける。

中央の上には、書籍のカテゴリーが表示されているので、これをクリックして、Fiction、History、Scienceなど28のカテゴリー対象を選ぶことができる。

無料の書籍カテゴリー・Free Booksもある。残念ながらまだ日本語の書籍はなさそう。

デジタル本棚の表示は、ハードウェアアクセラレーション3Dグラフィックス技術の「WebGL」を用いた3Dで表示される。「WebGL」に対応しているブラウザであれば、他にプラグインを必要としない。

画面には「Chrome Experiment」と書かれているようにまだGoogle Chromeを中心にした実験段階。Google Chromeで動くのは当然だが、最新のFirefoxなどでも動く。Safari5.1.1では表示されるものの動かなかった。

また「WebGL」非対応のブラウザ、例えばWindows 7のIE9やMac OS 10.4のSafari4.1.3などでアクセスすると、ワーニングが出て、動かない代わりに動画でデジタル本棚の動きを再現してくれる。


デジタル本棚の書籍を選んでクリックすると、中央に表紙を拡大表示してくれる。この表紙をクリックすると、書籍が開き、著者の情報とともにGoogleブックスAPIで提供されている短いあらすじが表示される。また書籍の購入ページへのリンク「Click here to get the book」も表示される。

試しに無料の書籍を購入してみた
カテゴリー・Free Booksの書籍「Grimm's Fairy Tales」を選びクリック。
○ 書籍を開いて「Click here to get the book」をクリック。
○ 「Googleブックス」の購入ページが開く。

○ 右側の「今すぐダウンロード」をクリック。
○ 「Google の電子書籍をごりよういただきありがとうございます」と表示されるページに飛び。購入終了。
○ 書籍は「マイ Google eブック」に追加され、いつでも見ることができる。

WebGL Bookcase(デジタル本棚):http://workshop.chromeexperiments.com/bookcase

Designing an infinite digital bookcase(Googleオフィシャルブログ):