◎ Photoshopを使っていて、caps lock はオフなのに、英語のテキスト入力がすべて大文字になってしまい、小文字で入力できないことがある

2016年2月15日月曜日

Mac Photoshop


テキストエディットなどでは、問題なく小文字の入力ができて、Photoshopだけがダメなときは、ほとんどの場合、Photoshopの「オールキャップス」が押されたままの状態になっているため。

これを元に戻すのは、Photoshopメニューから[ウィンドウ]→[文字]を選択して文字パネルを開き、テキストのレイヤーを選択したまま、押されている「オールキャップス」をクリックして解除する。

これで、小文字として入力し、大文字になってしまったテキストが小文字に戻り、続けて小文字入力もできるようになる。

次の画像は、 (左側)Photoshop CC 2015の文字パネルと 、(右側)CS4の文字パネル。それぞれ左から、「太字」、「斜体」、「オールキャップス」、「スモールキャップス」、「上付き文字」、「下付き文字」、「下線」、「打ち消し線」。それにしても、CCのパネルは見づらい。いまだに慣れない。

または、テキスト内に挿入ポイントが表示されている状態で、
shift+command+K( Windowsの場合は、commandctrlに置き換える )のキーコンビネーションのショートカットを押して「オールキャップス」を解除する。

これで、新しく入力するテキストは小文字になる。

大文字になってしまっている入力済のテキストは、文字ツールで選択状態にして、

再度同じショートカットを押すと小文字に戻る。このショートカットを「ダイナミックショートカット」という。

文字パネルの右上のメニューをプルダウンして、「ダイナミックショートカット」の一覧として確認することもできる。
Photoshop CC 2015の文字パネルメニュー

Photoshop CS4の文字パネルメニュー

ちなみに、英文テキストの特徴のひとつである「スモールキャップス」は、小文字サイズの大文字を表示するものだが、フォントにより使えない(用意されていない)場合がある。

また、挿入ポイントが表示されていない状態やテキストを選択していない状態で、
shift+command+Kを使うと、「カラー設定」が開く。「オールキャップス」が知らないうちに選択されていると感じるときは、「カラー設定」を開く際にミスっている可能性もある。