フィッシング(phishing)詐欺とは、本物のwebサイトを装った偽のwebサイトへユーザーを誘い込み、クレジットカード、銀行預金口座などの暗証番号やパスワード、その他の個人情報を詐取して被害を与える詐欺。年々巧妙化していくネット詐欺の中でとくに増加と高度化の傾向が著しいと言われている。
だれしもこんな被害にあいたくないが、万が一に備えるための「フィッシング対策ガイドライン」が公開されている。このガイドラインは、フィッシング対策協議会が、サービス事業者・消費者向けに公開しているもので、6月27日に従来の「フィッシング対策ガイドライン」を改訂し、2011年版として公開発表している。ネットショップを運営される方や、ネットショップを良く利用される方、オンラインバンキングを行う方などは、必読の資料のひとつだと思う。
フィッシング対策協議会とは、フィッシングに関する情報収集と一般への情報提供、注意喚起などを目的に、「フィッシング・メール対策連絡会議」が発展して2005年に設立された団体。
「フィッシング対策ガイドライン」はpdf形式(43p)でフィッシング対策協議会のwebサイトから閲覧、ダウンロードできる。
サービス事業者向け、消費者向けにフィッシング詐欺対策をそれぞれ詳しく解説されている。とくに「フィッシング詐欺被害が発生してしまった際の対策」、「フィッシング詐欺に遭ってしまった時」が参考になる。
このpdfファイルは、以下のトップ画面の [報告書類]→[ガイドライン]→[2011年06月27日 資料公開: フィッシング対策ガイドラインの改訂について]から。
フィッシング対策協議会 Council of Anti-Phishing Japan:http://www.antiphishing.jp/
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