◉総務省が、迷惑メール情報提供用プラグインを開発、配布して、迷惑メール情報収集への協力を求めている。

2011年4月4日月曜日

PC web

総務省は「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」に違反していると思われるメールの情報収集・分析に役立たせるため、迷惑メール情報提供用プラグインを開発、配布し、迷惑メール情報収集への協力を求めている。

ユーザーが提供した迷惑メールの情報は、総務大臣及び消費者庁長官による特定電子メール法違反送信者への措置等に活用される。

プラグイン機能の詳細(ダウンロードサイトの記述そのまま):
提供(送信)する情報の範囲
本プラグインの情報提供機能は、選択したメッセージ(迷惑メール)のヘッダ・件名・本文(添付ファイル含む)等すべての情報をeml形式添付ファイルとして提供先(総務省)へメール送信するもので、対象メールの形式(テキスト/HTML)に関わらずメール情報の全てを総務省へ提供します。
また、本文中に埋め込まれているURL等(ハイパーリンク)の情報も提供対象とします。
メール送信機能
本プラグインはご利用メールソフトに設定されたアカウント(複数登録されている場合は規定のアカウント)を利用してSMTP通信を行います。』

操作方法
迷惑メールを選んで、メールソフトの右上に追加されている[情報提供]ボタンをクリックする(画像はThunderbird 3.1の画面)。
迷惑メールを添付したメールが、総務省の迷惑メール情報提供窓口に対して送信される。1通当たり1MB以下なら最大50通まで一度に送信可能。

配布プラグイン
名称は、Spam Sender◯○(◯○は、Windows Live Mail 2009用はLM、Thunderbird 3.1用はTB等となる)。以下の6種類。
  • Outlook Express 6.0 Windows XP(SP3) 32ビット
  • Outlook Express 6.0 Windows XP(SP3) 64ビット
  • Outlook 2007・2010(32ビット版) Windows XP(SP3)・Windows 7
  • Outlook 2010(64ビット版) Windows 7
  • Windows Live Mail 2009(2011は非対応) Windows XP(SP3)・Windows 7
  • Thunderbird 3.1 Windows XP(SP3)・Windows 7

Windows Vistaは、対応外なのか記載されていないが、Thunderbird 3.1用をダウンロード、インストールしてみた。問題なく使える。とりあえず現時点で迷惑メールを3通報告した。

◯ダウンロードは以下から。インストール手順、アンインストール手順、操作方法の詳細について、各メールソフト用のPDFも用意されている。
総務省・迷惑メール情報提供用プラグインダウンロードサイト