ちょっと作業が立て込んでいて、かつ読んでおかなければならない長いテキストがある場合、音声ファイルに変換してそれをイヤホンで聴きながら作業を進めている。
(サンプルは、「青空文庫 萩原朔太郎 中原中也君の印象」を使わせていただきました)
今回の小ワザは、その変換の際によく使っているもっとも簡単でスピーディーな変換方法になる。
アクセントとか抑揚、聴きとりやすさにはやや難があるが、テキストの大まかな内容把握には大いに役立っている。
.m4a とは
AAC(Advanced Audio Coding)規格で圧縮された音声ファイルで、macOS 標準の「ミュージック」や「QuickTime Player」、フリーの動画再生ソフト「VLC」などで再生できる。また、ブラウザの画面にドラッグして再生することも可能。
.m4a に変換
● 拡張子「.txt」や「.rtf」、「.docx」などのファイルで、変換したいテキスト部分を選択する。(サンプルは、「青空文庫 萩原朔太郎 中原中也君の印象」を使わせていただきました)
● 選択したまま、マウス右クリック(または controlキーを押しながら左クリック)でコンテキストを表示させ、[サービス]から[スポークントラックとして”ミュージック”に追加]を選ぶ。
● 「テキストをオーディオファイルにレンダリング」ダイアログが開くので、
- [システムの声: ]で日本語音声の「Kyoko」や「Otoya」などを選び(重要)、[名前: ]で、ファイルの名称を付ける。(なお、[再生]ボタンをクリックすると、選んだ声のサンプルが流れる)
- [場所: ]で保存場所を選び、[続ける]をクリックする。
● 少しすると、通知音が鳴り、音声ファイル(.m4a)ができ上がる。
● そのファイルを「ミュージック」や「QuickTime Player」などにドラッグすれば再生できる。
● また、ブラウザで開いた web ページのテキストを選択し、同様の操作で変換することも可能。(次の画像は、自分が管理している別サイト https://stluke7.web.fc2.com/ のものです。)
[注意]自分が創作したもの以外を使用し作成した音声ファイルは、個人的な範囲を超えた公表や、商用利用する場合、著作権に充分注意していただきたい。
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