macOS Catalina がリリースされたので、macOS Mojave が入っている MacBook Air をアップグレードすることにした。なお、macOS Catalina に対応する MacBook Airの対応モデルは、次のようになる。
• MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019)• MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018)
• MacBook Air (13-inch, 2017)
• MacBook Air (13-inch, Early 2015)
• MacBook Air (11-inch, Early 2015)
• MacBook Air (13-inch, Early 2014)
• MacBook Air (11-inch, Early 2014)
• MacBook Air (13-inch, Mid 2013)
• MacBook Air (11-inch, Mid 2013)
• MacBook Air (13-inch, Mid 2012)
• MacBook Air (11-inch, Mid 2012)
今回アップグレードする MacBook Air は、” 11-inch, Mid 2012 " なので、ぎりぎりの対応ということになる。他にも対応する MacBook Pro などがあるが、Photoshop CC などのOSバージョンに敏感なソフトを使っているため、OS のアップグレードは、安易におこなえない。
システムをアップグレードする際は、いつもバックアップとして、元のシステムのクローンを作ることにしている。クローンの作成は、ディスクユーティリティ.app による「復元」を使ってきた。今回も同様にして、復元先を USB 接続の 128GB の SSD にして復元コピーを進めたが、なんどやっても次のようなエラーが出る。
" osstatus エラー 22 "
Mac の[command]+[R]のキー同時押ししたままの起動で立ち上がる [ macOS ユーティリティ] の「ディスクユーティリティ」でも同様になる。
ネットで調べると、この Mac で現在使用中の macOS Mojave の「ディスクユーティリティ.app」に APFS(Apple File System)に関するバグがあるらしいとの報告があった。そこで、「ディスクユーティリティ.app」をあきらめ、Mac のクローン作成の定番である「 Carbon Copy Cloner.app 」を使うことにした。
Carbon Copy Cloner
有償のソフトだが、30日間のトライアルがあって、今回のクローン作成に利用できた。ダウンロードページで、macOS Mojave で利用できる 「Carbon Copy Cloner 5」を選びダウンロードした。ダウンロードページ:https://bombich.com/ja/download
「Carbon Copy Cloner 5」の使い方
使い方はごく簡単だが、コピー先のディスクを間違えると、元のシステムを消してしまうことにもなりかねないので、注意が必要。起動した Carbon Copy Cloner のタスクプランの画面で、「クリックしてソースを選択…」に、「コピー元」のディスクアイコンをドラッグ、「クリックしてコピー先を選択…」に、「コピー先」のディスクアイコンをドラッグする。
その下側の設定は変更せずそのままにして、最下段右端の[クローン]ボタンをクリックする。
ヘルパーツールの追加が必要になるので、管理者パスワードの入力などを画面の指示に従って進める。
システムのコピーが始まり、30分程でクローンができ上がる。
システムを再起動、[option]キーを押したままにして、起動ディスクのアイコンが並んだ画面が出るまで待つ。クローン(この場合右側)を矢印キーやマウスなどで選択し、クリック、または[return]キーを押して起動する。
起動や、起動後の動作に問題がないことを確認したら、一旦システムを終了、クローンの SSD を外してから再起動。
macOS Catalina インストール
Mac の画面の Apple マークから「このMacについて」を選ぶ。[ソフトウェア・アップデート]ボタンをクリックする。
「ソフトウェア・アップデート」画面で「 macOS Catalina 」の[今すぐアップグレード]ボタンをクリックする。
アップデートファイルのダウンロードが始まる。
ダウンロード終了後、インストーラが自動で起動するので、[続ける]ボタンをクリックする。
「ソフトウェアの使用許諾契約の条項」に同意して、インストール先ディスクの選択になるが、一つの場合は、そのまま[インストール]ボタンをクリックする。
管理者パスワード(通常は、ログイン時のパスワード)を求められるので、入力して[ OK ]ボタンをクリックする。
インストールが始まる。
この後、自動で再起動を数回(自分の場合は2回)繰り返し、「解析」や「スクリータイム」などの設定の後、インストールが終了する。
Mac の画面の Apple マークから「このMacについて」を見ると、無事に「 macOS Catalina 」になっている。
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