◎ dmg の初心者向け解説の復習(2)空のイメージを作成

2019年10月29日火曜日

dmg Mac macOS

空のイメージを作成する方法

ディスクユーティリティ.app を起動する

デスクトップのメニューバー(画面の上のバー)の虫眼鏡アイコンをクリックして表示される Spotlight で「ディスクユーティリティ」を入力、検索してディスクユーティリティ.app を起動する。

または、デスクトップの背景をクリックしておき、[ shift ]+[ command ]+[ U ]のキーを同時押しして「ユーティリティ」を開き、その中からディスクユーティリティ.app を選んで起動させる。
または、デスクトップの下側の Dock の「アプリケーション」アイコンをクリックして「アプリケーション」を開き、その中から「ユーティリティ」を選んで開き、その後は上と同様にする。
または、起動ディスクのアイコンを開き、「アプリケーション」を選んで開くか、フォルダ、ファイルが多く見つけにくい場合はサイドバーの「アプリケーション」を選んで開き、その後は上と同様にする。

起動したディスクユーティリティ.app

ディスクユーティリティ.app は、OS X 10.10 Yosemite から、起動したときの見た目が大きく変わる。
OS X 10.10 Yosemite 以前(画像は、Yosemite のバージョン13)

OS X 10.11 El Capitan 以降(画像は、Catalina のバージョン19.0)

起動したディスクユーティリティ.app 上で、メニューバーの[ファイル]→[新規イメージ]→[空のイメージを作成…]の順に選ぶ。

dmg 作成用の各種設定を入力、または選択する

(1)名前:dmgのファイル名を入力する(後から変更可能)。
(2)タグ:Macのファイル整理用のタグを付ける(任意、後から変更可能)。
(3)場所:dmgファイルを作成する場所(ディレクトリ)を決める。
(4)名前(2つ目の):マウントしたときのボリュームの名称を入力する(後から変更可能)。
(5)サイズ:ファイルサイズを入力する(初期は100MB)。
OS X 10.10 Yosemite 以前) 10.5 MB 未満の値を入れると「イメージの最小サイズは 10.5 MB であるため、イメージはこのサイズに変更されました。」とアラートが出て、容量が10.5 MB に変更される。

OS X 10.11 El Capitan 以降 8.4 MB 未満の値を入れると、アラート無しで容量が最小サイズの 8.4 MB になる。
(6)フォーマット:プルダウンして次から選ぶ。通常は「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選ぶ。
(7)暗号化:なし、128ビット AES(推奨) 、256ビット AES から選ぶ。
(8)パーティション:プルダウンして次から選ぶ。通常は「単一パーティション - GUID パーティション」を選ぶ。
(9)イメージフォーマット:プルダウンして次から選ぶ。通常は「読み出し/書き出しディスクイメージ」を選ぶ。
以上を入力、または決めて[ 保存 ]ボタンをクリックすると、dmg 作成中の画面になり、作成の進捗が表示される。作成にかかる時間はdmg のサイズにより変わる。

作成が終了すると、次のように「操作が完了しました。」と表示されれ、指定の場所に dmg ができあがる。

dmg の初心者向け解説の復習(1)zip などの圧縮ファイル形式との違い
dmg の初心者向け解説の復習(3)dmgの扱い方(トラブルの解決策を含む)