別のMacBook Air (OS X 10.11.1 EL Capitan)にとっかかりきりで、やや放置気味だったもう一台のMacBook Air (OS X 10.10.5 Yosemite)のアップデートを11月11日夕方に行った。
起動後、App Store.appを立ち上げ、アップデートをセットし、帰るまでには終わるだろうと予測して、ちょっとだけ外出した。
アップデートは次の3つ
・セキュリティアップデート 2015-004 バージョン 1.0
・Safari バージョン 9.0.1
・iTunes バージョン 12.3.1
小一時間で戻ると、再起動したらしく、アップルマークが出て、その下に起動の進捗ゲージが3分の1ほど進んでいた。そのまましばらく眺めていたが、いつまで経っても起動しない。レインボーカーソルは回ったまま。
どうも固まっているらしい!
いろいろキーを押してみたが、効果はない。仕方ないので、control+ command + 電源ボタンを押して、強制再起動。しかし、起動はするものの進捗ゲージは同じあたりで止まって動かない。数回繰り返したが、同じ状態になる。
電源を落とし、このMacBook AirをYosemiteにアップするときに、それまで使っていたOS X 10.8.5をバックアップ用として復元でコピーしておいた外付けのSSDのドライブを接続した。電源を入れ、起動音のすぐ後にoptionキーをアップルマークが出るまで押して、OS選択画面を出し、OS X 10.8.5を選んで起動した。
OS X 10.8.5起動後、「ディスクユーティリテ.app」を立ち上げ、OS X 10.10.5のHDを選択して、「修復」をかけようとしたが、「マウントを解除できない」と出て修復できない。以前も何度かこんな状況は体験済みで、そのときの手を使ってみた。
「ディスクユーティリテ.app」のパネルで、OS X 10.10.5のHDを選択したまま「マウント解除」と「マウント」を繰り返す。今回もこれが効いて修復できるようになった。
電源を落とし、再度電源を入れ、起動音のすぐ後にshiftキーをアップルマークが出るまで押して、セーフモードで起動をかけた。
だいぶ時間がかかり、途中画面がちらつくなど、不安な感じもあったが、なんとか起動した。セーフモードは起動ボリュームのディレクトリチェックを強制的に行ってくれるので、これで良くなる場合もある。なお、セーフモードで起動(セーフブート)した場合、画面の右上部分に「セーフブート」と表示される。
さらに、OS X 10.10.5自身の「ディスクユーティリテ.app」を立ち上げ、「ディスクのアクセス権の修復」を行った。
アクセス権の修復が完了した後、再起動、今度は無事に立ち上がった。
その後だが、11月14日現在問題なく動いている。
しかし、何がいけなかったのだろう。マイナーアップデートで、起動できないというのは、Mac OS9以前に経験したことがあるが、Mac OS Xになってからは初めてかもしれない。
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