◎ Catchが、2013年8月30日にサービスを終了するので、今までためこんだメモデータを一括ダウンロードしてみた。

2013年8月4日日曜日

Mac web webツール



このところ、Google Readerなど自分が使っているwebサービスが次々終了してしまう。

クラウドにテキストなどを保存してくれるサービス「 Catch 」もその一つ。

2011年に登録して当初はあまり使う機会はなかったが、Androidタブレットを購入してからは、 ブログポストの下書きに、出先でちょっとしたアイデアをメモしたりと多用してきた。

残念なことに、 2013年8月30日にサービスを修了するらしい。先月から掲載されている Catch Teamからのメッセージは以下のとおり。( メッセージは、Catchのwebページ上側に、ログイン前は英文で「Important information about Catch.com.」、ログイン後は日本語で「Catch.comから重要なお知らせがあります。」と表示されている。)



『 ユーザーの皆様へ

いつもCatchをご利用いただき、ありがとうございます。このたび、誠に勝手ながら来月をもってサービスを終了させていただくことになりました。ご利用いただいているみなさまにはご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。

Catchは2013年8月30日をもちましてサービスを終了させていただきます。お客様のデータにつきましては、一括ダウンロードする機能を提供させて頂きます。

数年に渡り多くの方々にCatchをご利用いただき、誠にありがとうございました。ご質問などは support@catch.comまでメールでお問い合わせください。すべてのメールに返信することができないかもしれませんが、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

Catch Teamより 』


そこで、自分のメモデータをダウンロードすることにした。

  PCから、webの「Catch」を開く(Mac OS X 10.8.4のMac Book Airを使用)。
 左側メニュー下側「 Catch ヒント」 の中にあるオレンジ色のリンク[エキスポートツール]をクリック。


Export your Catch Notes」のページが開く。
エクセルやテーブルに加工したり、他のwebサービスで利用するなら、「All Notes」のタブを選択し、左側の「CSV file」を選べばいいが、テキストのみになる。
すべてのファイル(チェックアイテム、イメージ、コメント、音声データなどを含む)をバックアップしたい場合は、右側の「Zip Archive File」をクリックする。

Zipファイルですべてのデータがダウンロードされ、設定によるが、自動で解凍される。
自動で解凍されない場合は、ダブルクリックして解凍する。
下画像上:自動解凍したので、元のzipファイルはゴミ箱に移されているが、比較のため取り出している。下画像下:解凍されたフォルダの内容。フォルダ全体の容量は69.1MBになっている。




フォルダの中の spaces.html をブラウザにドロップすれば、webのCatchのページのような色合いでSpaces(カテゴリー)のバーが表示される。

このバーをクリックし、時系列に縦に並んだタイトルをクリックすれば、その内容が表示される。

ローカルで、今まで貯めたメモデータをすべて見ることができる。

このフォルダをそのままwebサーバなどにアップしておけば、Catchのサービスのようにどこからでも、どのPCからでも見ることができるが、アクセス制限をかけないと、だれでも見ることができてしまうので、見られて困る内容の場合は注意する必要がある。

また、Space(カテゴリー)ごとにダウンロードも可能。「 Spaces 」のタブを開けば、カテゴリーごとのダウンロードリンクが表示される。自分の場合、幸いというか無料版を使ってきたので、「 Spaces」の数は少く、ダウンロードに手間はかからない。

また、年度ごとに分けてダウンロードできるリンクは、「 Years 」タブからになる。