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2012年6月24日日曜日

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◎ Illustrator などを持っていなくても、無料のソフトでフォントのアウトラインを作成する方法


印刷に出す際や、PCの環境がよく分からない相手にファイルを渡す際、使用したフォントと同じものを相手が持っているかが問題になる。

もし無い場合、フォントは相手のPCのフォントに置き換えられてしまい、レイアウトデザインはまったく意味をなさないことになってしまう。右画像はaiファイルをフォントがないPCで開いた例。

そこでよく使われる方法が、フォントのアウトライン化。アウトライン化とは、簡単に言うと、表示したフォントをサイズ、色、行間、文字間などの情報をそのままにベクター(ベクトル)の図形にしてしまうもの。右画像下がアウトライン化した状態。

しかし、ポストスクリプト系のIllustratorなどのソフトを持っていない場合、フォントのアウトライン化を簡単に作成することはできない。

相手が同じフォントを持っていない場合の別の対策としては、フォントをエンベッド(埋め込み)した PDF にすることでも解決できるが、やはりIllustratorやAcrobatなどの高価なソフトが必要になる。

今回の方法は、特定の文字のフォント情報を相手に渡したいケースで、相手側がリサイズなど編集できて、しかも劣化しないアウトライン化したベクターデータを無料のソフトで作成するもの(Macで使うことを前提に書いていますが、Windows環境でも同様です)。

その(1)無料のソフト Inkscape.app を使う
古いMacでも使えるドローソフト Inkscape.appは、オープンソースなので無料で利用、再配布もできる。現時点で最新のMac用安定板のダウンロードファイルは、「 Inkscape-0.48.2-1-SNOWLEOPARD.dmg 」。Mac OS X 10.7 Lionでも利用できる。また、古いMac OS X 10.4でも動作するv0.46も入手できる。右画像左がv0.46のアイコン。なお動作には、X11かXquartzが必要。

Inkscape.appについてのこのブログの関連ページ:

初期状態では英語版のままなので、使いやすさを考えて、まず日本語化しておく。

 起動していたら「Inkscape.app」を終了させる。
「Inkscape.app」アイコンを右クリックから【 パッケージの内容を表示 】を選ぶ。
フォルダが開くので、【 Contents 】→【 Resources 】→【 bin 】フォルダ内の「inkscape」をバックアップのためにどこかにコピーしておく。
inkscape」をエディタ系アプリで開く。
 Inkscape v0.46では60行目あたり、Inkscape v0.48.2-1では125行目あたりの
export LANG="`grep \"\`defaults read .GlobalPreferences AppleCollationOrder \2>&1\`_\" /usr/share/locale/locale.alias | tail -n1 | sed 's/\./ /' | \awk '{print $2}'`.UTF-8"
を見つけて、export LANG= 以下を【 "ja_JP.UTF-8" 】と書き換え保存する。

Inkscape.app 」のフォルダを閉じる。
Inkscape.app」を起動する。一部を除いて、メニューなどが日本語化される。

日本語化しても、日本語入力できない場合、テキストエディタなどで、テキストを打っておき、コピー & ペーストする。これは次に紹介するソフトも同様。

ちなみに「Inkscape.app」の「ペースト」ショートカットは、Mac標準や Illustrator などの [ command ] +「v」ではなく、[ control ] +「v」なので注意。


アウトラインの作成
● 新規ドキュメントを開き、左側「A」マークの「テキストを作成/編集」アイコンをクリックし、テキストを作成する。

● フォントの変更は、テキストを選んでおいて、メニューの【 テキスト 】→【 テキスト/フォント 】からできる。

● アウトライン化は、テキストを選んでおいて、メニューの【 パス 】→【 オブジェクトをパスへ 】。

● 保存は、メニューの【 ファイル 】→【 名前を付けて保存 】から、ファイル名を入れ、保存場所を選び、ファイル形式を選んで、【 save 】をクリック。ファイル形式は、ベクターにするので、svg、eps を選ぶ。

● このsvgやepsファイルを受け取った相手が Illustrator を持っている場合、開いて、ベクター化したオブジェクトをダイレクト選択ツールなどを使って個別に編集、保存できる。 Illustrator が無い場合、 Inkscape.app を入れれば問題なく開いて編集することができる。

※注意点:
・Macの「Inkscape.app」で利用するフォントは、HD直下の「Fonts」フォルダに入れておかないと使えない。HD直下の【 ライブラリ 】→【 Fonts 】
ユーザー・ホームの【 ライブラリ 】→【 Fonts 】のものは認識されない。
(OS X 10.4.11のv0.46の場合、他のOS XやInkscapeのバージョンでは未検証)


その(2)無料のオフィススイート LibreOffice.app を使う
こちらも、古いMacでも使えるオープンソースのソフトウェア、無料で利用、再配布もできる。古いMac OS X 10.4.11で使っているバージョン3.4.4(Build 402)を使用してテストした。現時点での最新安定版は、バージョン3.5.4

使用するのは、LibreOffice.app のImpress(MS OfficeのPowerPointに相当)か Draw(画像作成ドローソフト)を使う。

アウトラインの作成
● 下側にある「テキスト」ツールを使ってテキスト領域を作成、テキストを入力し、そのテキストを選択して、上側のプルダウンメニューから、フォント名サイズを決め、右上「フォントの色」から色を設定、相手に渡したい状態にしてから、とりあえず標準のフォーマットで保存しておく(バックアップのため)。

● 次にメニューの【 ファイル 】→【 エクスポート 】を選び、表示される保存ダイアログの「ファイルの種類」のメニューをプルダウンし、【 EPS 】を選び、名前を付けて保存する。【 PDF 】や【 SVG 】もあるが、後で Illustrator で編集する場合は問題が生じる。

これだけで、渡す相手が Illustrator を持っている場合、それで開けば、文字はすべてアウトライン化されている。そのまま、ダイレクト選択ツールで、文字を個別に選んで編集できる。右画像は、「F」のアウトラインをコピー & ペーストし、元のアウトラインとブレンドツールを使って視覚化したもの。

相手が Illustrator などを持っていない場合は、無料のLibreOfficeOpenOffice.orgを利用する。LibreOfficeと派生関係にある「OpenOffice.org」はLibreOfficeと同様に動作する。

LibreOffice.appについてのこのブログの関連ページ

なお、 Inkscape.appや LibreOffice.appで作成したPDFを Illustrator で編集すると、フォントのエンベッドの問題が生じる。これについては、長くなりすぎたので、別な機会に。

LibreOffice.app :http://ja.libreoffice.org/

追記 :

2012年6月16日土曜日

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◎ Androidタブレット上で、zipファイルを解凍する必要性が生じたので、無料のzip(パスワード付き)ファイル解凍アプリを探し、試してみた。結果は十分に満足。


探す条件は、
  • パスワード付きZIPを解凍できること
  • できれば無料のアプリ
  • タブレットの「IdeaPad Tablet A1メモリ16GB  OS 2.3.4」で利用できること
この3点。

タブレットのGoogle Playアプリでは広くアプリを探すのは難しいので、いつもMacのブラウザからGoogle Play にログインした状態で検索している。このGoogle Playはなかなか便利。

ブラウザベースなので表示が早く、選んだアプリに、ログインしたGoogleアカウントに紐づいた自分の Android 端末が対応しているかどうかを明確に表示してくれるし、「インストール」をクリックすれば、対象の Android 端末にそのアプリを自動でインストールしてくれる。また、選んだアプリがインストール済みかどうかも分かる。

iOSの場合、iTunesで同様のことができるが、一つのアプリケーションにいろいろ詰め込み過ぎで、同期しているときなど動作が重すぎてイライラさせられることも多い。また、iPod touchのApp Storeアプリでは、金額ボタンをタップするまで、対応か非対応か分からないのが悩ましい。

というようなことで検索した結果、インストールしたアプリは5つ。すべて試した結果、条件にマッチし、かつ使い勝手も機能的にも満足のいく2つのアプリを選び出した。

解凍ツール(ZIP/LHA/RAR/7z)日本語対応
zip圧縮はできるが、ほぼ解凍のみと言っても良さそうなアプリ。
完全に日本語化されているので、とっつきやすい。

主な機能
日本語ファイル名、フォルダ(ディレクトリ)名の解凍も可能。
ZIP、LZH、RAR、7z の解凍に対応。パスワード付きの解凍はZIPのみ対応。圧縮ファイル作成もZIPのみ。
解凍先のフォルダ指定ができる(自動設定も可能)。
フォルダの追加、削除(フォルダを長押しして表示されるダイアログで削除を選ぶ)も可能。
「書庫閲覧機能」で、解凍せずに中身を確認できる。

使い方(解凍)
アプリを起動すると、各種設定画面になる。

上から4つの項目が「解凍設定」
解凍する前に、ここで解凍設定を先に済ましておく。

解凍場所の指定方法
ダイアログが開き、「圧縮ファイルと同じ場所」、「解凍場所を自分で設定する」から選択。

圧縮ファイル(zip/rar/izh/7z)
「圧縮ファイルの選択」画面に移動する。解凍するファイルを圧縮ファイルを選択する。

解凍場所の指定
「フォルダの選択」画面に移動、解凍する場所を指定する。【 解凍場所の指定 】をタップすると、画面タイトルは「フォルダの選択」に変わる。

【 解凍場所の指定方法 】の指定に関わらず、解凍場所の指定は可能。解凍場所の指定をしておいて、【 解凍場所の指定方法 】で「解凍場所を自分で設定する」を選ぶとここを選択したことになる、という使い方。

設定した内容は、Androidの他の設定などと同様に各タイトルの下に小さく表示される。
注意:階層をたどって、フォルダを開いただけでは指定したことにならない。最下段の[ 選択 ]ボタンをたっぷすると選択できる。または、フォルダを長押しして表示されるダイアログで[ 選択 ]をタップするとそのフォルダが選択される。既存のフォルダを削除する場合は同じダイアログで[削除]をタップする。

解凍後の処理
解凍処理後の振る舞いを設定する。
ダイアログが開き、「解凍先のフォルダを開く」、「解凍ツールを終了する」、「なにもしない」から選択。
その次の3つの項目が「解凍オプション」

解凍フォルダの作成
これをチェックしておくと、解凍した際、解凍場所に指定したフォルダ内に、解凍ファイル名を付けたフォルダを作成してくれる。

完了時に通知する
これをチェックしておくと、通知バーで 完了したことを知らせてくれる。

パスワード
パスワード付きzipを解凍する場合、事前にここにパスワードを入れておく。

すべてを設定しておいてから、最下段の[ 解凍 ]ボタンをタップすることで、ファイルの解凍が実行される。

起動画面の最下段の3つのボタン

解凍
すべてを設定しておいてから、このボタンをタップすることで、ファイルの解凍が実行される。

書庫閲覧
このボタンをタップすると、「圧縮ファイルの選択」画面で指定した圧縮ファイルを解凍せずに中身を確認できる。ただし、表示されたファイルは開くことはできない。

(虫眼鏡とフォルダのアイコン)
ファイルブラウザ。階層を巡って、ファイルやフォルダを確認できる。

その他の画面の最下段のボタン
「圧縮ファイルの選択」画面や、ファイルブラウザで移動した場合、下に2つのボタンが表示される。

戻る
システムの戻るボタンと同様の動き。戻せる場合に一つ前の動作に戻す。

EXIT
このボタンをタップすると、起動画面に戻る。

「フォルダの選択」画面では上の2つのボタンに加えて【 選択 】ボタンが追加される。

選択
タップすると、現在開いているフォルダ(ディレクトリ)を選択する。

● 「圧縮ファイルの選択」画面や、「フォルダの選択」画面、ファイルブラウザの画面では、上にボタンが表示される。

下矢印(フォルダ階層が表示された部分の)は、プルダウンしてそれまでに選択した階層の履歴から、階層を選べる。


上矢印(「…上へ」と書かれた部分の)は、階層を一つ上に移動。

ホームマークアイコンは、ホームに指定しているフォルダに移動。特に設定していなければ「/mnt/sdcard」(内部Dカード)に移動。

SDカードマークアイコンは、「/mnt/sdcard」に移動。

二つの矢印マークは、現在のフォルダの階層を表示。

フォルダに+マークは、新規フォルダを作成。

使い方(zip圧縮ファイル作成)
ファイルブラウザを使って、zip圧縮する対象のファイルやフォルダ探し、決定したらそれを長押し、表示されるダイアログで「 圧縮 」を選ぶとzipファイルが元のファイル、フォルダと同じ階層に作成される。

同じダイアログで、[ 削除 ]を選ぶと、ファイル、フォルダを削除できる。

また、同じダイアログで、[ コピー ]を選ぶと、最下段の[ 戻る ]ボタンが、[ 貼付け ]になり、移動した先のフォルダでこれをタップすれば、複製を作成できる(このあたりはPCと同じ振る舞い)。

アプリのアクセス許可
ネットワークソケットの作成。
USBストレージへの書き込み、SDカードへの書き込み。


ArchiDroid
Google Playの説明は日本語(ややおかしな日本語)になっているが、アプリ自体は日本語化されていない。英語表記だが、とてもシンプルで、ユーザーインターフェースが分かりやすく仕上がっているアプリの一つ。

アプリ起動画面は、ごく単純に「Unpack Airchive」(圧縮ファイル解凍)、「Create Airchive」(圧縮ファイル作成)、「Exit」(終了)の3つのみが並ぶだけ。

zip圧縮を含めて、このアプリでは、圧縮ファイルをアーカイブ(Airchive)と称している。圧縮ファイルとアーカイブでは意味が少し違うが、このアプリにあわせて、以降は「アーカイブ」と記述することにする。

特徴
RAR、ZIP、TAR、GZIP(GZ)、BZIP2(BZ2)、tar.bz2と、tar.gz、7zipの解凍に対応となっている(Google Playの説明による)。
パスワード付きzipの解凍もできる。

使い方(解凍)
起動画面で、「Unpack Airchive」をタップ。
Unpack Airchive画面で、「Archive file path:」の右側 [ … ]アイコンをタップ。解凍するファイルを選ぶ。

Out path:」の右側 [ … ]アイコンをタップ。


解凍する場所を選ぶ。階層を辿り、解凍先フォルダが決まったら、その右側をチェック、上に2つ並ぶフォルダアイコンのうち、チェックマークの入った右側をタップ。

Unpack Airchive画面に戻るので、パスワード付きなら、鍵マークのアイコンをタップして、パスワードを入力する。解凍するファイルと解凍先を確認し、[ Unpack ]ボタンをタップ。


下側に解凍の進捗を表す黄色のプログレスバーが表示され、テキストで処理の内容が表示される。
目玉のアイコンをタップすると、解凍して出き上がったフォルダが表示される。









使い方(圧縮)
起動画面で、「Create Airchive」をタップ。

Create Airchive画面で、[ Airchive Name ]の欄にアーカイブ名を入力する。

[ Out path ]欄の右側 [ … ]アイコンをタップして、解凍のときと同様にアーカイブの作成先フォルダを決める。

[ Airchive Content ]をタップして、Airchive Content画面で、「+」ボタンをタップして、階層を巡り、アーカイブするファイルを選んでいく。

ファイルの選択は、一つまたは複数のファイルの右側をチェックして選択。

選び終わったら、上に2つ並ぶフォルダアイコンのうち、チェックマークの入った右側をタップ。










Airchive Content画面にファイルが追加される。
ファイルを追加する場合は、「+」ボタンをタップして、前記と同様にする。

不要なものがあったら、ファイルの右側をチェックして、「×」ボタンをタップして削除する。

圧縮する内容が決まったら、Uターンマークのボタンをタップして、Create Airchive画面に戻る。

パスワード付きにする場合は、鍵のアイコンをタップする。[ Password Dialog ]が開くので、「 Use Password 」にチェックを入れ、パスワードを入力する。

鍵のアイコンの右隣のアイコンをタップすると、Airchive Preferemce画面になるので、
Type archive」をタップして、圧縮ファイル形式を、Zip、Tar、Tar.gz、Tar.bz2から選ぶ。

Compression level」をタップして、圧縮の精度を決める。Fast、Normal、Maximum、Ultraから選択。

「Cryptography method」をタップして、暗号化の精度を決める。Standard、Aes256から選ぶ。

いずれも初期値のままでもかまわない。

すべてを設定したら、[ Create ]ボタンをタップ、下側に圧縮の進捗を表す黄色のプログレスバーが表示され、テキストで処理の内容が表示される。圧縮ファイルが出き上がり。

なお、パスワード付きの場合、鍵のアイコンが金色に変わる。

アプリのアクセス許可
USBストレージへの書き込み、SDカードへの書き込み。

実際に各種圧縮ファイルを作り、試してみた
ArchiDroidが解凍できるアーカイブのタイプ(フォーマット形式)が、Google playの説明ではいま一つよく分からない。実際に圧縮ファイルのサンプルをMacで作って試してみた。なお、圧縮できるファイル形式は、前記の4つ(Zip、Tar、Tar.gz、Tar.bz2)。ついでに「解凍ツール」も試してみた。

● テスト用ファイル作成app(すべてMac OS X 10.4.11)
  • ZIP作成:BOMArchivehelper(Mac OS X システム)。ちなみに「BOMArchivehelper」は、Mac OS X 10.5以上の「アーカイブユーティリティ.app」と同じもの。
  • パスワード付きZIP作成:MacWinZipper.app
  • RAR作成:SimplyRAR.app
  • 7z、tar、gzip(gz)、bzip2(bz2)作成:GUI Tar.app
  • tar.bz2作成:CleanArchiver.app
  • LHA(lzh)作成:DropLHa.app
「解凍ツール(ZIP/LHA/RAR/7z)日本語対応」の場合
ZIPの解凍:問題無し。
パスワード付きZIPの解凍:問題無し。
7zの解凍:日本語フォルダ名が文字化け。その他は問題無し。
RARの解凍:問題無し。
LHA(lzh)の解凍:問題無し。
tar、gzip(gz)、bzip2(bz2)の各ファイルは、置いてある階層を開いても表示されなかった。

● ArchiDroidの場合
ZIPの解凍、パスワード付きZIPの解凍、7zの解凍、RARの解凍、LHA(lzh)の解凍は、「解凍ツール」と同じ結果。
tar.bz2の解凍:日本語フォルダ名が文字化け。Mac特有のリソースフォーク(jpegファイルで)が存在する。その他は問題無し。
tar(pdfを単体で圧縮)の解凍:問題無し。
bz2(pdfを単体)はサポート外の表示。
gzip(gz)の解凍:プロセッシングエラーに。

また、2つのアプリとも、Windows 7で作成した、Zip、パスワード付きZip、LHA(lzh)の解凍も問題なかった。


Google Play :「ArchiDroid」無料
関連ページ:iOSでzip解凍


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◎ 古いMac OS X 10.4.11でサポートが終了したFirefox3.6を使い続けていると、更新するようワーニングが出るが、それが回りくどい文面でちょっとムッとなる件。


仕事上の都合で今でもMac OS X 10.4.11を使い続けている(誤解のないように記すと、Mac OS X 10.4からMac OS X 10.7まですべてのバージョンを使っている)。

Mac OS X 10.4.11で、Firefoxを利用する場合は、バージョン3.6しか使えない。
そのFirefox3.6だが、今年4月23日をもってサポートが終了した。

ブラウザベンダーにもいろいろ事情があるだろうから仕方ないが、先日、いつもの癖で、Firefox3.6.28を起動すると、こんなワーニングが出た。

Firefox のセキュリティと安定性を向上する更新が公開されています:
Firefox 12.0
できるだけ早くこの Firefox の更新を適用してください。』




試しに、[ この更新についての詳細を表示 ]をクリックしてみた。
すると「緊急の警告」が表示された。

ついで「今すぐ更新しましょう。」をクリック。



Firefox のダウンロードページに。
ダウンロードボタンをクリック。




当然、対応してないよ、と出る。
最初のワーニングは、Firefox 12.0、ここではFirefox 13.0になっている。

技術的なことはわからないが、更新しろというなら、Mac OS X 10.4.11用のFirefox 13.0を開発してから言ってほしい。

Firefox3.6までしか利用できないOSに対して、Firefox3.6の利用をやめろというのは、そのOSをやめろと言っているのと同じ。

いっそ、「もう、Mac OS X 10.4.11を使うのをやめたら」とでも、出してくれたほうがすっきりする、などとつぶやきながら苦々しくMozilla Japan ブログを見ていたら、あった!

システム要件
最新版は Mac OS X 10.4 (Tiger) と PowerPC プロセッサに対応していません。Mac ユーザでこの条件に該当する方は、システムの更改をご検討ください… 』

引用元:Mozilla Japan ブログ http://mozilla.jp/blog/entry/9135/

2012年6月9日土曜日

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◎ Androidタブレット" Lenovo IdeaPad Tablet A1 "のシステムアップデートの顛末。


対象のAndroidタブレット Lenovo IdeaPad Tablet A1は、 メモリ16GB OSバージョン2.3.4。購入してから一度もシステムアップデートしていないので、このへんでやっておかないと、アップデートファイルがなくなるかも…、などと急に心配になってシステムをアップデートすることにした。

ところが、「OTAUpdate ( com.foxconn.download.ftp ) が予期せず停止しました。やり直してください。」とのエラーが出て、何度やってもアップデートが進まない。

このところ外付けのリムーバルmicroSDカード(以下、SDカードと呼ぶ)がうまく認識されず、SDカードに関連データを保存するタイプのアプリが起動すらできなくなっている。
そのため、160MBを超すアップデートファイルをSDカードに保存できない模様。

公式サイトのアップデートファイル:

SDカードが認識されないといっても、ファイルマネージャアプリなどでは、このSDカードに書き込みができるので、物理的に壊れている訳ではなく、エラーフラグが立ってしまっている感じ。「Googleのサービスフレームワーク」の問題という指摘もあるが、詳細は不明。
右画像は、ファイルマネージャで開いたディレクトリ「/mnt/sdcard/removable_sdcard」。SDカードの内容が表示されているにも関わらず、「メモリカード(SDカード)が挿入されていません」と出ている。

使用中の32GBを始め、以前使っていた16GB、8GBも接続してマウント操作し、マウント自体は、表示が「SDカードのマウント解除」に切り替わっているのでできているはずだが、うまく認識されない。

そこで、SDカードをフォーマットし直してみた。フォーマットは、FAT32なので、Windows 7ノートにSDカードのフォーマッターソフトをインストールして、32GBと16GBのタイプをフォーマットし直したが、認識せず。

次にWindows 7のシステムでフォーマットしてみたがこれも認識せず。

強制アップデート
前述のように、アプリによってはSDカードにアクセス可能なので、SDカードにアップデート用のzipファイルを入れておいて、駄目もとで強制アップデートしてみることにした。

強制アップデートについて、参考にさせていただいたのは、以下のページ。ステップが箇条書きになっていてとてもわかりやすい。


Windows 7ノートにSDカードを接続しておいて、以下を試してみた。
公式サイトから、アップデート用zipファイル「A107W0_A234_001_015_2643_ROW.zip」をダウンロードし、「update.zip」という名称にリネーム。
それをSDカードのrootにコピーして、SDカードを取り出し、タブレットに挿入。
タブレットの電源を落として、側面にある音量ボタンの”−”(下側)を押しながら電源ON。
ブーンっと振動したら一旦離して、改めて、電源ボタンと”−”を押し続ける。

残念ながらアップデートはできなかった。
途中のバージョンを飛ばして、一気に「A107W0_A234_001_015_2643_ROW」へのアップデートは無理なのかもしれない。

加えて、この一連の操作を行った後に通常起動したタブレットの動きが緩慢になった。「com.radioopt.widget」と「設定」アプリが不具合とのワーニングが出て、さらに操作していると、ほとんどシステムがフリーズ状態に陥った。

側面にある音量ボタンを押しながら電源ボタンを長押しして再起動。

なんとか動きが正常に戻った、と思ったらいつの間にかSDカードが認識されるようになっている。なにをどうしてそうなったのか不明だが、結果的には、『 側面にある音量ボタンの”−”(下側)を押しながら電源ON。ブーンっと振動したら一旦離して、改めて、電源ボタンと”−”を押し続ける。』を繰り返したことと『 側面にある音量ボタンを押しながら電源ボタンを長押しして再起動。』の操作のどれかによって、不具合が直った?

通常のアップデート(1度目)
SDカードが認識されるなら、通常の方法でアップデートできるはず、と思い、[ 設定 ]→[タブレット情報 ]→[ システムアップデート ]をタップすると、案の定、システムアップデートが先に進んだ。

「アップデートファイルをダウンロードするか?」と「アップデートにより動作しなくなるアプリがあるかもしれないが?」という2度の確認に「OK」をタップした後、ダウンロードが開始される。

ダウンロードが終わると、[ Install now ]、[ Install later ]、[ More… ]と選択肢。

[ Install now ]をタップ。自動でシャットダウン、ここでMacとの接続が切れる(ここまで、Macに繋いで、画面キャプチャーを撮っていた)。

インストールが始まる
画面真ん中に矢印が飛び出している箱とドロイド君のイラストが小さく表示され、下にインストールの進捗を示すプログレスバー。
インストールが終わると、そのままシャットダウン。

起動させると、しばらく「Lenovo」のロゴが出たままに。やがて消え、再度表示されると、いつもの起動アニメーションに(これもいつもより長い)。
ビルド番号を確認すると、「A107W0_A234_001_010_2375_ROW」に。

通常のアップデート(2度目)
続けて2度目のアップデート。1度目と同じステップだが、途中の確認画面が英語から日本語にかわっている。

インストール前に自動シャットダウン、Macとの接続が切れる。




インストール終了後、起動させると、起動途中で再びMacとの接続されたが、システムのバージョンが変わったせいか、画面キャプチャーが撮れない。





ビルド番号を確認すると、「A107W0_A234_001_014_2525_ROW」に。まだ最新ではない。

タブレットMacから外し、「USBデバッグ」のチェックを入れ直した、再びMacに接続したところ、DDMSを起動してもタブレットが認識されなくなった。タブレット側でも外部ストレージとして接続するか確認が出る始末。

そこで、Android SDK managerを起動させ、アップデートさせることに。2パッケージが必要と出たので、アップデートさせた。しかしDDMSを起動してもタブレットが認識されない。

面倒だが、Android SDKを再度ダウンロード、解凍して最初からやり直してみた。

Android SDK managerを起動させ、8パッケージをアップデートした。
結果、DDMSを立ち上げてもやはり認識しない。DDMSのメニューバーから[ Action ]の[ Reset adb ]を選んでやっと認識された。
※adbは「Android Debug Bridge」の略で、Androidのデバッグをサポートするツール群。

ところが今度はSDカードが認識されなくなったが、これは再起動してすぐに回復した。

3度目のアップデート
1度目、2度目と同様のステップで完了。
Google サービスフレームワーク(google.process.gapps)は応答していません」のワーニング。このプロセスを強制終了させる。

2度目と同じようにMacに接続しても画面キャプチャーが撮れない状態になったので、2度目でダウンロードしておいたAndroid SDKを再度解凍して、Android SDK managerのアップデートをやり直して、無事に認識された。
ビルド番号を確認すると、「A107W0_A234_001_015_2643_ROW」に。

ということで、なんとかアップデート終了。
表示される日本語フォントがきれいになった。縮小した画像では分かりにくいが、実機では全体にバランスよく表示される。


ちなみに、Androidタブレット" Lenovo IdeaPad Tablet A1 "をMacに接続して、画面キャプチャー(スクリーンショット)を撮る方法はこちら:


2012年6月5日火曜日

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◎ Windows 8 Release Previewが公開されたので、古いMacBookに上書きインストールしてみた。


「Windows 8 Release  Preview」は、これまでのRC(リリース候補)版にあたるもの。

今回「Windows 8 Release  Preview」をインストールするのは、前回「Windows 8 Consumer Preview」をBoot CampでインストールしたMacBook。内蔵にMac OS X 10.5、外付けHDDからMac OS X 10.6.8(主にこちらで起動)で利用している黒いタイプ(以下、黒Macと呼称)。プロセッサ:2.4 GHz Intel Core 2 Duo 、メモリ:4GB。

前回は、「Windows 8 Consumer Preview」 の ISO イメージファイルからインストールしたが、今回もISO をダウンロードして、DVD-RWに焼いておいたのだが、いろいろ都合があって、上書きインストールすることにした。

「Windows 8 Consumer Preview」 から上書きインストールする場合は、プロダクト キーの入力が不要なので、プロダクト キーを控えておく必要はない。

なお、このケースの上書きインストールは、Windowsの設定、個人用ファイル、アプリなどを引き継ぐことができないので、留意しておく必要がある。セットアッププロセスの「引き継ぐ項目を選んでください」で「何も引き継がない」しか選択できない。ちなみに、Windows 7からの上書きインストールならば引き継ぐことができる。

上書きインストール開始
インストールする黒Macの電源ボタンを押す。起動音が鳴ったところで、[ option ]キーを起動ボリュームが表示されるまで押す。起動ボリュームの中から「Windows」を選んで起動。

 この時点で入っているWindows 8 Consumer Previewが起動する。

 マイクソフトのダウンロードページに接続して、「Windows 8 Release Previewのダウンロード」( Windows 8 Release Preview セットアップ )をクリック。

 「互換性をチェックしましょう」が始まり、[ 次へ ]をクリック。

 「チェックした結果」が出る。要確認が3項目。Macにインストールための問題点らしいが、ここは無視して[ 次へ ]をクリック。

「Windows 8 をダウンロードしています」が表示され、システムのデータのダウンロードが開始される。「見積もり時間:」は57分と出たが、実際はそれほどはかからなった。

「Windows 8 のインストール」の画面になる。「今すぐインストール」を選択、[ 次へ ]をクリック。

「ライセンス条項」の画面へ。内容を読み、「同意します」をチェック、[ 同意する ]をクリック。

「引き継ぐ項目を選んでください」の画面に。前述のように「何も引き継がない」しか選択肢はない。そのままで、[ 次へ ]をクリック。

「インストールする準備ができました」の画面に。[ インストール ]ボタンをクリック。

● インストールが開始される。「パーソナル設定」などを求められるので入力。

● その後3回再起動して、Windows 8の「デベロッパープレビュー」や「Consumer Preview」でもうおなじみになったMetroUIのスタート画面が表示される。

通常のデスクトップに移ると、相変わらず黒Macの解像度が用意されていなくて、ガジェットなどがやや縦長になる。それでも無線LANを通すと、すぐにアップデートされ、自動で黒Macの解像度になって、縦長画面が解消。おかしかった日付も修正された。

使い勝手は、「Windows 8 Consumer Preview」のときとあまり変わらない印象だが、細かいところでいろいろ修正が加えられている。スタート画面のカスタマイズ、アプリのピン打ちなども使いやすくなっている。

また、画面左下、スタート画面アイコンが表示される部分を右クリックで、「プログラムと機能」、「システム」、「デバイス マネージャー」、「コマンド プロンプト」、「コントロール パネル」、「エクスプローラー」、「ファイル名を指定して実行」などが直接選択できるようになった。Windows 7以前の「スタートボタン」に近づけている印象(右画像)。


「Windows 8 Consumer Preview」と同様に、右下にカーソルを移動すると、チャーム(赤で囲った部分)が画面右端に現れる。

このチャームの最下段、「設定」→「タイル」から「管理ツールを表示」をオンにすると、タイル表示に「コンピューターの管理」などの管理ツールを表示させることができるようになった。

同じくチャームの「設定」→「PC設定の変更」から各種PC設定を直接操作できる。

PCのシャットダウンは「デベロッパープレビュー」や「Consumer Preview」と同じくチャームの「設定」画面の「電源」からとなっている。


Windows 8 Release Preview のダウンロードページ:
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-8/download