日頃、Mac OS X は、10.4から10.7まで使っているが、いまだに作業の中心は、10.4と10.5のため、10.6や10.7では気づかないことが多い。これもそのひとつ。
私と同様に気づいていない人がいるかもしれないので、ブログに載せることにした。
PDFが内包するページが単独か複数か一目で分かる
右側の方のみ、リングファイルの綴じ具のような絵が付いている。さらにめくれたページの向こう側にもページがある。一方左側の方はめくれたページの向こう側は無い。
アイコンのサムネールが変化する
そして、もっと面白いのが、マウスカーソルをアイコンの上にのせたとき、単独のほうはなにもおこらないが、複数のほうは、左右に矢印が出る。左側矢印は薄く、右側矢印は濃く。つまりアイコンには1ページ目のサムネールが表示されていて、濃い矢印はページの進行を示し、薄い矢印はデッドエンドを示している。
濃いアイコンをゆっくりシングルクリックしていくと、2ページ目、3ページ目とサムネールが変化していく。このときゆっくりクリックしないと、ダブルクリックになってしまって、PDFが開いてしまう。
濃いアイコンをゆっくりシングルクリックしていくと、2ページ目、3ページ目とサムネールが変化していく。このときゆっくりクリックしないと、ダブルクリックになってしまって、PDFが開いてしまう。
このPDFは9ページなので、9ページ目になると、右側の矢印が薄くなり、この先はないことを示している。
この機能で表示したサムネールを保持してくれるとさらに便利なのだが、残念ながら、他の場所をクリックするか、アイコンのどこでもかまわないので[ command ] + クリックすると、選択状態が解かれ、1ページ目のサムネール表示のアイコンに戻ってしまう。
サンプル画像は、124ピクセル × 124ピクセルのアイコンをキャプチャーした。普段アイコンをここまで大きくすることがなかったので気づかなかった。ちなみにこの矢印が出現するのは、アイコンサイズが64ピクセル × 64ピクセル以降。
ファイルを開かず中身を確認する方法としては、クイックルックの方が多機能だが、これはこれで面白い。
ちなみにクイックルックは、PDFに限らず各種ファイルを選択しておいて、「スペースバー」を押すと起動して、中身を表示してくれる。今回の9ページのPDFをクイックルックすると、スクロールバーが出て、中身を確認できる。一つだけのPDFならダブルクリックして開いてしまっても、手間の差はたいして変わらないが、数多くのファイルの中身を確認する際は便利。
今回は、主にMac OS X 10.6.8で試したが、Mac OS X 10.7.4でもほぼ同様になる。
Mac OS X 10.7.4のPDFアイコン |
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