◎ 「マップ」アプリで 2つの場所間の距離、移動時間、経路を確認する(2)[macOS編]

2021年9月8日水曜日

iOS iPadOS macOS マップ

macOSの「マップ」アプリ タイトル
iPadOS(iOS)、macOSの「マップ」アプリの機能に、「任意の2つの場所間の経路とおおよその移動時間を検索」がある。マップに慣れていると簡単な操作で使えるが、そうでないと迷うことが多いので、この機能をまとめてみた--その(2)。

その(1)[iPadOS(iOS)編]はこちら

 

macOS の「マップ」アプリ

Macbook Pro(Big Sur 11.5.1) マップ(v3.0)を使用。アプリの場所は、[アプリケーション]→[マップ.app]
macOS の「マップ」アプリ

 

「マップ」アプリを開き、地図上の目的地(ランドマークなどや任意の場所)を右クリックし、[ピンをドロップ]を選んでピンを設置し、場所をマークする。
ピンをドロップ

 

その場所の情報が表示される。
場所の情報が表示される

 

今後、この場所について何度も利用するようなら、情報ウィンドウの右上の三点リーダ型アイコン から[よく使う項目に追加]をクリックしてマップ画面左側の「よく使う項目」に追加しておくと便利。なお、左側アイコンは、それぞれ「ガイドに保存」、「共有」と「デバイスに送信」。
よく使う項目に追加

「よく使う項目」に場所が追加される。
追加された場所

 

情報ウィンドウの[経路]をクリックすると、このときの実際の現在地(GPSなど)からドロップしたピンの目的地までのルートが自動で表示される。地図上で現在地を設定して経路を調べたいとき(今回はこちら)は、[経路を作成]をクリックする。この場合、ピンの場所が出発地(調べたい経路の)になるが、後で出発地と目的地を逆にできる。
経路を作成をクリック

 

目的地を求められるので、下側に目的地があればそれをクリックする。また、必要に応じて移動手段(例は徒歩)を変更する。
目的地を求められる

仮に下側にある「つつじヶ丘駅」をクリックすると、次のように経路が地形により複数表示される。この例では、「一番早い経路」が優先表示されていて、道なりの距離が3.1kmで43分かかることが分かる。また、「おすすめ」などという優先表示理由もある。
道なりの距離と所要時間が分かる

 

出発地と目的地を決めるウィンドウに目的地が無い場合は、住所や名称を直接入力することもできる。次の画像は「武蔵」と入力し、場所の候補が多数表示されているところ。この例では、「武蔵境駅」を選んでみた。
名称を直接入力

結果は「おすすめ」、「分岐が少ない」など 3種類(一部重なっている)のルートが表示された。
3種類(一部重なっている)のルート

 

もっとも簡単に目的地を決める方法としては、iPadOS(iOS)編でも利用していたアイコンドラッグがある。

ランドマークや名前が付いた場所をクリック、または任意の場所を右クリックからピンをドロップして、アイコンを表示させ、そのアイコンを入力位置にドラッグする。サンプルは、「柴崎駅」。また、マップ画面左側の「よく使う項目」に追加されているものも、ドラッグして設定できる。
アイコンドラッグで設定

結果は、こちらも3種類のルートが表示された。
こちらも3種類のルートが表示された

 

経路の詳細を表示して進んでみる

今回は「駅から徒歩で目的地へ移動」を想定しているので、出発地(上)と目的地(下)の右側にある入れ替えアイコンをクリックして進行方向を逆にする。
入れ替えアイコンをクリックして進行方向を逆にする

 

選んだルートの右向き矢印をクリック、または青い地の部分をダブルクリックする。
ルートの右向き矢印クリック

経路案内のポイントのリストが表示される。非表示にする場合は、再度矢印(リスト表示中は下向き矢印に変わる)をクリック、または青い地をダブルクリックする。
経路案内のポイントのリストが表示される

 

各ポイントをクリックすると、そのポイント位置に飛び、拡大表示になる。
各ポイントをクリック-1
各ポイントをクリック-2

 

また、場所の変更は、前記の目的地を決めるときと同じ手順で、出発地、目的地のどちらも可能。

 

その(1)[iPadOS(iOS)編]はこちら