iPadOS(iOS)、macOSの「マップ」アプリの機能に、「任意の2つの場所間の経路とおおよその移動時間を検索」がある。マップに慣れていると簡単な操作で使えるが、そうでないと迷うことが多いので、この機能をまとめてみた--その(1)。
出発地として地図上の駅や任意の場所を長押しして、小さな情報モーダルウィンドウを表示させ、そのままアイコンを含む部分を左側の情報の[現在地]にドラッグし、[経路]をタップするとルートが表示される。
ただし、この方法がすべての環境で使えるか不明なので、次に、出発地にしたい場所をリストに追加してルートを表示させる方法を紹介する。
出発地として地図上の駅や任意の場所を長押しして、小さな情報モーダルウィンドウを表示させ、そのままアイコンを含む部分をダブルタップする。
複数のルートで最短時間のものを「最速」、最速が複数ある場合「おすすめ」などという名称で優先表示される。このケースでは「徒歩」でのルートを表示しているが、左側から別の移動手段に変えることもできる。
なお、目的地の名称は「マークされた場所」だったが、[出発]をタップしたタイミングで「神代植物園」に変わっている。元々、神代植物園内の任意の道を長押しでマークしていた。
→ その(2)[macOS編]はこちら
iPadOS(iOS) の「マップ」アプリ
iPad mini(第5世代・iPadOS14.7.1)を使用。今回、iOS で詳しい検証はおこなっていないが、画面サイズ、音声ナビなどの違いを除いた動作は、iPadOS14.7.1とほぼ同じになる(iPod touch・iOS14.7.1で確認)。
地図上のランドマークなどの名前の付いた場所をタップすると、左側に場所の詳細が表示される。任意の場所は、タップ後やや長押しすると同様になる。この詳細表示から[経路]を選ぶことができるが、 すでに表示されているマーカーや名前の付いた場所、任意の場所のいずれも長押ししていると、小さなモーダルウィンドウの情報が表示され、こちらからも[経路]が選べる。
● 「マップ」アプリを開き、上のような方法で地図上の目的地の情報を表示させ、[経路]をタップする。
● このとき、実際の現在地(GPSなど)から目的地までのルートが自動で表示されるが、今回はマップ上の駅などを出発地として選びたいので、このルートを無視する。左側の情報から移動モード(自転車、徒歩など)を選び、[現在地]をタップして選びたい現在地(出発地)を入力する。なお、移動モードは後から変更も可能。
● 左側情報の下側に選びたい場所がすでにリストされていればそれを選ぶ。なければ場所の名称などを入力する。この入力がちょっと面倒なので次のドラッグによる簡単な方法を使っていたが…。
[アイコンをドラッグして簡単にルートを表示させる方法]
出発地として地図上の駅や任意の場所を長押しして、小さな情報モーダルウィンドウを表示させ、そのままアイコンを含む部分を左側の情報の[現在地]にドラッグし、[経路]をタップするとルートが表示される。
ただし、この方法がすべての環境で使えるか不明なので、次に、出発地にしたい場所をリストに追加してルートを表示させる方法を紹介する。
[リストに追加してルートを表示させる方法]
出発地として地図上の駅や任意の場所を長押しして、小さな情報モーダルウィンドウを表示させ、そのままアイコンを含む部分をダブルタップする。
● 左側にその場所の詳細情報(このケースでは駅の時刻表など)が出るので、[閉じる]アイコンをタップして閉じる。
● 再度[現在地]をタップすると、選んだ場所がリストに追加されていることが分かる。この場所をタップする。
● 目的地と現在地(出発地)の表示を確認し、[経路]をタップすると、ルートが表示される。
目的地と現在地の間のルートは、地形により複数表示される
複数のルートで最短時間のものを「最速」、最速が複数ある場合「おすすめ」などという名称で優先表示される。このケースでは「徒歩」でのルートを表示しているが、左側から別の移動手段に変えることもできる。
● ルートの[経路をプレビュー]をタップすると、経路案内のポイントのリストが表示される。
● 各ポイントをタップすると、そのポイントに飛び、拡大表示される。[終了]をタップすると、リストは非表示になる。
● ルートの右側の[出発]をタップすると、そのルートの案内が始まる。
● 左上の黒地の矢印の付いた案内を左にスライドさせると、進行方向の次の案内ポイントへ進んでいく。
なお、目的地の名称は「マークされた場所」だったが、[出発]をタップしたタイミングで「神代植物園」に変わっている。元々、神代植物園内の任意の道を長押しでマークしていた。
● 左下の目的地(所要時間も表示されている)などが表示されている部分をタップするか、上にスライドすると、[全体表示]、[詳細]、[終了]の各ボタンが表示される。同じく目的地など表示されている部分をタップするか、下にスライドすると閉じる。
[全体表示]ボタンをタップすると、ルート全体を画面内に表示する。このとき、ボタンを表示させると、[全体表示]ボタンは[拡大]ボタンに変わっていて、これをタップすると元の拡大表示に戻る。
[詳細]ボタンをタップすると、左側にポイントのリストが表示される(「経路をプレビュー」と同じ)。各ポイントをタップすると、そこへ飛び拡大表示になる。[終了]をタップすると、リストは非表示になる。また、画面が全体表示、拡大表示のどちらでもリストの表示は可能。
[終了]ボタンをタップすると、[経路]の機能すべてが終了する。
● なお、案内の進行の向きを反対にしたい場合は、前もって、入れ替えアイコンをタップして、目的地と現在地(出発地)を入れ替えておく。
→ その(2)[macOS編]はこちら
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