リッチテキストは、テキストのスタイルやハイパーリンクなどの書式、書類全体のプロパティなどを保持して保存されている。標準のテキストと比べると、きれいなレイアウトで見やすいが、その反面、html などに加工する際に書式が邪魔になることがある。
次のサンプルは、table とリンク付きテキストを含む html を Safari で開き、すべてを選択、コピーしてテキストエディットの書類にドロップして作成したリッチテキストで、ハイパーリンクはすべて有効になっている。
リッチテキストのハイパーリンクを個別に削除
リッチテキストを開き、ハイパーリンクが埋め込まれた部分にカーソルを置き、マウス右クリック(または[control]+左クリック)で開くコンテキストから[リンクを削除]を選んで削除できる。ただし、複数のリンクを選択しておこなう一括削除はできない。 そこで、1つずつ削除していくことになるが、リンクの数が100とか200などになると、かなり辛いし、無駄な時間を費やすことになってしまう。
標準のテキストにする方法もあるが
標準テキストに変換すれば一気にハイパーリンクを消せるが、同時に書式もすべて削除され、表組も消えてしまう。
表組など残したままで、ハイパーリンクを一括削除する方法
テキストエディットでリッチテキストを開いておき、 [option]キーを押しながら、メニューバーの[ファイル]→[別名で保存…]を選ぶ。保存のダイアログの「フォーマット:」で、[Word 97(.doc)書類]を選び、保存する。
開いていたリッチテキストの拡張子が「.doc」に変わり、Word 97 書類に変わったように見えるが、まだリッチテキストの書式が残ったままの状態なので、一旦閉じる。
再度開くと、テキストのスタイルや背景の色が失われていることが分かる。ハイパーリンクだったテキスト部分にカーソルを持っていっても指差し型にならないことからリンクが消えていることが確認できる。
再度、メニューバーから[ファイル]→[別名で保存…]を選び、保存のダイアログの「フォーマット:」で、[リッチテキスト書類]を選んで保存し、リッチテキストに戻す。
ハイパーリンクを一括削除したリッチテキストができ上がる。
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