◎ [ Mac 初心者向け ] 大量のファイルの名前をMacの基本機能だけを使い一瞬で付け直す(リネーム)方法

2019年12月4日水曜日

Mac macOS tips


Macのスクリーンショット画像などが大量にある場合、特に設定していないと「スクリーンショット」+「年月日」+「時刻」で、大文字小文字空白合わせて29文字ほどもある長い名前のpng画像になる。これをフォルダに入れて、リスト表示だと文字が横に長くなるし、アイコン表示だと、省略されてしまい確認しづらい。


逆に、単純な連番のみの画像やテキストなどは、時間が経つと、何のファイルか分からなくこともある。

ファイルの内容をおおよそ把握しているうちに分かりやすく、かつ見やすいファイル名に変更(リネーム)しておけば後に困ることは少なくなるが、これを一つ一つ手作業でやっていたらとてつもない時間がかかってしまう。

そこで登場するのが、リネームアプリになるが、実は Mac の基本機能だけでも通常のリネームなら事足りる(ただし、OS X Yosemite 10.10 以降の Mac に限られる)。

なお、サンプルは、macOS Catalina 10.15.1 を使用。

Macの基本機能だけでリネーム

リネームしたいファイルをフォルダにまとめる。

そのフォルダを選択しておき、[ command ]+[ A ]で、すべてのファイルを選択する。

右クリック(または、[ control ]+  左クリック 以下省略)で、コンテキストメニューを表示し、○項目の名前を変更…(○は選択したファイルの個数)を選ぶ。

Finder項目の名前変更:」ウィンドウが開く。
矢印のセレクトボックスの3つ(テキストを置き換える、テキストを追加、フォーマット)からタイプを選ぶ。

説明の順序は自分がよく使う[フォーマット]から。
[フォーマット]

元の名前を無視して、「名前のフォーマット:」でフォーマットの種類を選び、「カスタムフォーマット:」に入力した文字列、「場所:」で文字列の前か後を決め、「開始番号:」で連番、または日付を追加する。

  名前のフォーマット:[名前とインデックス]
  入力文字列 + 開始番号から始まる連番(文字列の前後選択) 
  例:"文字列1"、"文字列2"、"文字列3"
  上の画像の設定を使い、[名前を変更]ボタンをクリックして
  リネームしたものが次の画像


  名前のフォーマット:[名前とカウンタ]
  入力文字列 + 開始番号から始まるカウンタ連番(文字列の前後選択)
  例:"文字列00001"、"文字列00002"、"文字列00003"

  名前のフォーマット:[名前と日付]
  入力文字列 + 日付と時刻(文字列の前後選択)
  例:"文字列2019-12-03 6.10.30 午後"

[テキストを置き換える]
検索置換と同じ機能で、「検索文字列:」に変更したい(置き換え前)文字列を入力、「置換文字列:」に置き換えたい(置き換え後)文字列を入力し、[名前を変更]ボタンをクリックする。検索どおりの文字列があれば、置き替わる。

[テキストを追加]
名前の前」、「名前の後」を指定し、追加したい文字列を入力し、[名前を変更]ボタンをクリックする。文字列が前、後の指定側に追加される。