HDDが壊れるのは、生き物の命が尽きるのと同様に不可避なことなので仕方ないことだけど、壊れたと気づくときほど、PCを操作していてショッキングなことはない。
幸いなことに、このOSのバックアップ用のクローンを作ってあったので、そのHDDと入れ替えた。
しかし、クローンを作成したのがだいぶ前なので、Android SDKは入っていない。
Androidタブレット Lenovo A1(Android OS 2.3.4)の画面キャプチャーを撮る都合があって、ちょっと面倒くさいが、"ソフトをアップデートするんだ"と自分の気分を丸め込みながら、Android SDKを再ダウンロードした。
自分のblogで、1年とちょっと前にAndroid SDKについてpost(上のページ)している。このページのリンクからダウンロードサイトに飛ぶと、URLが変更(ドメインは同じでディレクトリ構造のみ)されたようで、リダイレクトされる。デザインやラインセンス関連も以前とはだいぶ変わっている。
http://developer.android.com/intl/ja/sdk/index.html(ごく一部のみ日本語化表示)
ユーザーエージェントからMacと判定しているらしく、青い「Download the SDK」ボタンがMac用になっている。そのままこのボタンクリックからファイルを落すと、Eclipseなどを含んだフルセットになる。
今回はSDK Toolsのみをダウンロードする。
少し下側に移動すると、青い文字の「DOWNLOAD FOR OTHER PLATFORMS」があるので、それをクリックする。
畳まれていた各種のファイルダウンロードリンクが表示される。「SDK Tools Only」の小見出しのところにMac OS X 用の「 Download android-sdk_r22.0.1-macosx.zip」があるので、それをクリックする。
「Get the Android SDK」のページに移り、ダウンロード条件(英文)に同意するため「I have read and agree with the above terms and conditions」にチェックを入れる。
その下の「Download android-sdk_r22.0.1-macosx.zip」ボタンが青色に変わり、利用できるようになるのでこれをクリックする。Android SDKのzipファイルがダウンロードされる。
画面キャプチャーを撮れるようにするだけなら、SDKだけで十分。ファイルも、400MB近くあるフルセットの1/5以下の軽いサイズになる。
ダウンロードしたzipを解凍し、展開された「android-sdk-macosx」フォルダを使いやすい場所に置く(私の場合はホームに置いた)。
このあたりからは、前回のpostと重複する部分が多い。前回と同じ部分は簡単に、前回とは変わった部分、前回書ききれなかった部分はやや詳しく書くことにする。
追加パッケージファイルインストール
● Androidタブレット側で、「設定」→「アプリケーション」→「開発」→「USBデバッグ」にチェック入れる。
● AndroidタブレットをUSBケーブルでMacに接続。
● [ここからはMac側]解凍した「android-sdk-macosx」フォルダを開き、「tools」の中の「android」をダブルクリック。
● ターミナル.appとJavaが自動起動する。JavaのDockアイコンが「ドロイド君」に変わっている。下画像右側の赤い囲み部分が旧アイコン。
少し待つと、「Android SDK Manager」が起動し、画面が開く。Macに接続した自分のAndroid端末用のSDK追加パッケージファイルが自動でチェックされている。
● 「Install 11 packages…」(自分の場合)ボタンをクリックする。
● ライセンスの同意画面になるので、左側の逆三角形の付いたライセンスタイトルを選択すると、右側にライセンスの詳細が表示されるので、その下側の「Accept License」にチェックを入れる。必要なら他のライセンスも同様に選び、「Accept License」にチェックを入れる。
● 「Install」ボタンが利用できるようになるので、これをクリックする。
● インストールログを表示しながら、インストールされる(やや時間がかかる)。
● インストールが終了すると、画面下に「Done loading pakages.」が、再度表示される。
● 「Android SDK Manager」を終了する。
Android画面のスクリーンショット(画面キャプチャー)を撮る
● 「android-sdk-macosx」フォルダ→「tools」の中の「ddms」をダブルクリック。
● 「Dalvik Debug Monitor」が起動する。
● Lenovo A1が表示される。これを選択しておく。
● Android側で撮りたい画面を表示し、「Dalvik Debug Monitor」のメニューの[ Dvice ]をプルダウンして、「Screen capture…」をぶ。
● デスクトップにCaptured Image(スクリーンショット)のプレビュー画像が原寸で左に倒れた状態で表示される。
● 「Refresh」ボタンは、プレビューを開いたままにして、Android側で時間経過による画面の変化がある場合、更新するためのもの。
横長だとボタンが離れすぎるので、解説用に縦位置にした画像の上部分
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● 「Rotate」ボタンは、クリックすると画像を回転させることができるが 、なぜか左周りのみなので、左に倒れた画像を正しい位置にするには3回クリックしなければならない。
● 画像を保存する場合は、「Save」ボタンをクリックして、表示される保存ダイアログから保存する。
● 「Copy」ボタンは、クリックすると画像をクリップボードにコピーできる。Photoshopやプレビュー.appなどにそのままペーストが可能。
プレビュー.appにペーストした場合 |
● 処理が終わったら、「Done」ボタンクリックでプレビュー画面を閉じる。
後処理
● 「Dalvik Debug Monitor」を終了させる。
● タブレットをMacから外す。
● タブレット側の「USBデバッグ」のチェックを外しておく。
● Android端末のスクリーンショットを撮る機会が多いのであれば、「ddms」をDockに登録(ddmsをDockにドラッグ & ドロップ)するか、「ddms」のエイリアスを作成(optionとcommandを押したままドラッグ & ドロップ)して、デスクトップなどに置いておくと便利。
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