PDF の作成は、主に「Microsoft Office」や「Adobe Acrobat」、「Adobe Illustrator」などの有償ソフトの他、OS の仮想プリンターでもできる。Mac では、かなり古い OS の時代から標準で付いている「テキストエディット.app」を使って PDF を作成できた。また、仮想プリンターを使った PDF 作成はさらに歴史が古い。それらの機能は現在の macOS 10.15 Catalina でも変わらない。
「テキストエディット.app」で PDF を作成
● Dock からテキストエディット.app を起動する。Dock に追加されていないときは、Finder のサイドバーの[アプリケーション]の中から探して起動する。● PDF 作成用のテキストや画像などを追加する。
同じ Apple ID の iPad からも LAN 経由で追加できる。次の例では、2台の iPad が繋がっている。
● そのままで PDF に書き出せるが、念のため保存しておく。メニューの[ファイル]から[保存]から新規保存できる。画像などを含んでいれば、拡張子は「.rtfd(添付データ付きリッチテキスト書類)」、画像などを含まなければ「.rtf(通常のリッチテキスト書類)」に。また、標準テキストに変換していれば「.txt」になる。
● 既存のファイル(「.rtfd」や「.rtf」)を編集した場合は、メニューの[ファイル]を[option]を押しながら開いて、[別名で保存…]を選んで別名で保存しておく。
※[別名で保存…]についての詳細はこちらから。
または普通にメニューの[ファイル]から[複製]を選んで複製を作り、別名で保存しておく。
● メニューの[ファイル]から[PDFとして書き出す…]を選ぶ。保存ダイアログが開くので、名前を付けて保存する。
仮想プリンターを使って、 PDF を作成
テキストエディット.app に限らず、プレビュー.app やブラウザなど、プリンターが利用できるアプリならほぼすべてで仮想プリンターが使える。サンプルは、自分のプログ(この記事掲載のブログ)を Safari で表示し、仮想プリンターを使って PDF を作成したもの。
● ブログを Safari で開く。
● メニューの[ファイル]から[プリント…]を選ぶ(なお、[PDFとして書き出す…]も利用できるが、ここではあえて[プリント…]を選んでいる)。
● プリントダイアログが開くので、左下の[PDF]をクリックする。
● [PDFとして保存]を選ぶ。
● 保存ダイアログが開くので、名前を付けて保存する。
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