◎[Mac]「テキストエディット.app」や仮想プリンターを使って、PDF を作成する

2020年6月19日金曜日

Mac PDF アプリ


PDF の作成は、主に「Microsoft Office」や「Adobe Acrobat」、「Adobe Illustrator」などの有償ソフトの他、OS の仮想プリンターでもできる。Mac では、かなり古い OS の時代から標準で付いている「テキストエディット.app」を使って PDF を作成できた。また、仮想プリンターを使った PDF 作成はさらに歴史が古い。それらの機能は現在の macOS 10.15 Catalina でも変わらない。

「テキストエディット.app」で PDF を作成

Dock からテキストエディット.app を起動する。Dock に追加されていないときは、Finder のサイドバーの[アプリケーション]の中から探して起動する。

PDF 作成用のテキストや画像などを追加する。

同じ Apple ID の iPad からも LAN 経由で追加できる。次の例では、2台の iPad が繋がっている。

そのままで PDF に書き出せるが、念のため保存しておく。メニューの[ファイル]から[保存]から新規保存できる。画像などを含んでいれば、拡張子は「.rtfd(添付データ付きリッチテキスト書類)」、画像などを含まなければ「.rtf(通常のリッチテキスト書類)」に。また、標準テキストに変換していれば「.txt」になる。

既存のファイル(「.rtfd」や「.rtf」)を編集した場合は、メニューの[ファイル][option]を押しながら開いて、[別名で保存…]を選んで別名で保存しておく。
[別名で保存…]についての詳細はこちらから
または普通にメニューの[ファイル]から[複製]を選んで複製を作り、別名で保存しておく。

メニューの[ファイル]から[PDFとして書き出す…]を選ぶ。保存ダイアログが開くので、名前を付けて保存する。

仮想プリンターを使って、 PDF を作成

テキストエディット.app に限らず、プレビュー.app やブラウザなど、プリンターが利用できるアプリならほぼすべてで仮想プリンターが使える。
サンプルは、自分のプログ(この記事掲載のブログ)を Safari で表示し、仮想プリンターを使って PDF を作成したもの。

ブログを Safari で開く。

メニューの[ファイル]から[プリント…]を選ぶ(なお、[PDFとして書き出す…]も利用できるが、ここではあえて[プリント…]を選んでいる)。

プリントダイアログが開くので、左下の[PDF]をクリックする。

[PDFとして保存]を選ぶ。

保存ダイアログが開くので、名前を付けて保存する。