
とりあえず、IE の古いバージョンを切り捨てた新バージョンを歓迎したい。
これを機に、私の関わる仕事のクライアント様たちが、webサイトの構築にあたって、レガシーなIEにも対応するようにとの要望を減らしてくれると、制作側としては、ありがたいのだが、なかなかそういう声は聞こえてこない。
それでも、今やメジャーなjavascriptライブラリーのひとつになった jQuery がサポートを止めるというのはそれなりにインパクトがあり、古いIEに頑に固執するクライアント様たちを説得するための既成事実としておおいに利用できる。
とはいっても、IE の 6 や 7 はともかく、IE 8 の対応を考慮したwebサイト構築はまだしばらく続くはず。
というのは、OSのサポートが後1年を切った Windows XP だが、これを利用している方たちがまだまだ多く(現在、日本のXP搭載PCは、企業ユース、個人ユース合わせて300万台近いともいわれている)、かつ、Windows XP は、IE 9 にアップすることができないので、IE 8を使わざるを得ない。
このへんの事情は、jQuery Foundationもよく承知しているので、古いIEにも対応するwebサイトを構築する場合は、jQueryの1.9系のバージョンを使うようすすめている。

jQuery2.0 のリリース発表
jQuery2.0 のダウンロード
0 件のコメント:
コメントを投稿