◉Appleから「Lion Recovery Disk Assistant(復旧ディスクアシスタント)」がリリースされたので、Mac OS X Lion 復旧ディスクを作成してみた。

2011年8月13日土曜日

Lion Mac

SSD内部のRecovery HDパーテーションからコピーを作成するため、この600MBほどのパーテーションを削除してしまった場合は利用できない。



Mac OS X Lion 復旧ディスクを作成するためには、1GB以上の容量を持つ外部メディアが必要。USB外付けのHDドライブ、USBメモリ、SDカードなど。

ダウンロードサイト(Lion Recovery Disk Assistant):

●ダウンロードしたRecoveryDiskAssistant.dmgをダブルクリックしてマウント、復旧ディスクアシスタント.app (英語名:Lion Recovery Disk Assistant.app)を「アプリケーション」にコピー。

●外部メディアを用意しておく。1GB以上の容量ということで、少し古いがデジカメ用に購入したまま使っていない2GBのSDカードが使うことにした。私の11インチMac Book AirはSDカードスロットがついていないので、SDカードリーダー経由で接続することに。

●復旧ディスクアシスタント.appをダブルクリックで起動。
●SDカード付きSDカードリーダーをUSBポートに接続、復旧ディスクアシスタント.appのウィンドウにUSBドライブアイコンが表示されるので、それを選択。「選択したディスク上のすべての情報が消去されます。」と赤文字で表示されているので、消去してかまわないか再度確認して[続ける]ボタンをクリック。



●パスワード入力を求められるので入力。

●復旧ディスクの作成が始まる。








●数十秒程度で作成が終了。SDカードの名称が「Recovery HD」と変わる。



でき上がった「Recovery HD」は、抜き差ししてもファイダ上にマウントされないし、ディスクユーティリティを起動しても認識されない(内部の「Recovery HD」と同様不可視になっている)。


「Recovery HD」を利用してMacをリカバリーする必要が生じたとき、Macに接続してMacを再起動、起動音が鳴ったらすぐにoptionキーを押す。システムのHD、内部の「Recovery HD」、作成したUSBの「Recovery HD」の起動ディスクアイコンが並ぶ(私の場合)。いずれかを選べばそれから起動する。


Mac初心者の方は、リカバリーする必要がないとき不用意に「Recovery HD」から起動させるのは避けたほうが無難。最悪の場合、Macのシステムが工場出荷状態に戻されてしまう。