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2014年11月29日土曜日

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◎【Mac・イラストレーター 】「このファイルは新バージョンの Illustrator で作成されているため、開くことができません」とアラートが出るEPSからベクターデータを取り出す方法



EPSを作成したバージョンよりも低いバージョンのIllustratorで開こうとしたり、Windowsの環境で作成されたEPSをMacのIllustratorで開こうとした場合、次のようなアラートが出て、開けないことがある。

イラストレーションを開くことができません。このファイルは新バージョンの Illustrator で作成されているため、開くことができません。使用中のバージョンの Illustrator と互換性のあるファイル形式で保存して下さい。

こんなとき、こちらの都合に合わせてすぐに作り直してもらえる状況なら問題ないのだが、時間が無かったり、多くの人の手を渡ってきて作成者に連絡が取りにくい場合は自分で解決するしかない。

まず、ファイルのクリエーターを確認する
取り出せるベクトルデータは、Illustratorで作成したEPSでなければほとんどない。ところが、EPSはIllustratorで作成したものも、Photoshopで作成したものも、同じ拡張子「.eps」になるので、注意しないと作業が徒労に終わる。

作成したクリエーターが、IllustratorかPhotoshopか見分ける方法だが、アイコンの右上がめくれているものがIllustrator系、そうでないものがPhotoshop系になるが、Macに入っている他のソフトなどによっても変わるのであまりあてにならない。

そこで、TextWranglerのようなエディターにEPSをドロップしてテキストとして開き、ヘッダーからクリエーターを確認する。それがIllustratorとなっていればOK、ベクターデータを取り出せる可能性がある。

右のアイコン画像は、今回、アラートが出て開けないファイルのサンプルとして使わせていただいたfreedesignfile.comのEPSのもの。

このEPSのライセンス:Creative Commons  (Attribution 3.0) 

このEPSの作成環境は、
OSがWindows、言語がロシア語、クリエーターがIllustrator CS5。

開こうとして駄目だった環境は、
OSがMac OS 10.6.8、言語が日本語のIllustrator CS4。

開く方法(1)
EPSを直接開くのではなく、Illustratorの新規ドキュメントを作成して、そこに配置する。これで画像が見えるようになる。これでベクターデータが取り出せれば、幸いなのだが、ラスター(ビットマップ)化してしまって取り出せないことも多い。
開く方法(2)
Macに標準で付属している「プレビュー.app」を使う。
「プレビュー.app」ならば、クリエーターがIllustratorでもPhotoshopであってもほとんどのEPSを開くことができる。

 EPSを「プレビュー.app」にドロップするなどして開く。少し時間がかかるが、EPSをPDFに変換して開いてくれる。

 そのまま「プレビュー.app」でPDFとして保存する。

 保存したPDFをIllustratorで開く。開く際に次のようなアラートが出ることがあるが、無視して[OK]ボタンをクリックする。

これでかなりの確率でベクターデータを取り出すことができる。

個別にパスを選択するとができるが、クリッピングマスクやグループがうまく解除できない場合は、「ダイレクト選択ツール」を使い、[option]キーを押しながら範囲を選択、またはクリックする。

パスを取り出し加工したものが次の画像。

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